歯周病 × 喫煙

歯周病〜中年期に見られる歯周病〜ストレスと喫煙〜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150316-00010002-sanyoiryo-hlth



喫煙は、歯周病の最大のリスク因子の一つと考えられており、
『喫煙関連歯周炎』とも呼ばれています。


喫煙者は、非喫煙者に比べて歯周病を発症する率が約2〜9倍と高くなります。
一方、禁煙すると歯周病発症のリスクが減少することも報告されています。


たばこに含まれるニコチンは歯肉の血管を収縮させ、血流を減少させます。
その結果、歯肉は低酸素の状態となり、
歯周ポケット内の歯周病原細菌の増殖を促進させます。
さらに、ニコチンは免疫など細胞機能を低下させ、歯肉や歯槽骨の治癒を遅らせます。


また、喫煙者では、見た目上の歯肉の炎症が抑えられていることが多くあります。
そのため、炎症症状を自覚しにくく、
気付いた時には歯周病が重度に進行してしまうことが多くあります。