頭痛

漢方で対処!慢性の痛み「むくみをとって頭痛を解消」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/03/0313.html

水滞で起こる頭痛




水滞が起こり、むくみが頭の中に生じると
血管や神経が圧迫されて頭痛が起こることがあると考えられています。
頭痛のほかに水滞によって起こる症状には、めまい・けん怠感・下痢などもあります。
水滞に使われる漢方薬にはさまざまなものがありますが
そのうちの1つが「猪苓」「茯苓」「沢瀉」「桂皮」「朮(じゅつ)」
の5つの生薬から成る五苓散です。
雨の降る前に起こる頭痛は、気圧の変化によって
頭の中にむくみが生じて起こると考えられますが
五苓散はこのようなタイプの頭痛に効きます。
ある調査では五苓散は「雨の前日の頭痛」の約9割に有効であったと報告されています。
五苓散に限らず、頭痛に用いる漢方薬は、予防薬のように毎日使い続けることができます。

冷えると悪化する頭痛など




胃腸の冷えから起こる頭痛に効果があるのが茱萸です。
冷えると悪化したり、おう吐を伴う頭痛に適しており、片頭痛によく使われます。
体を温めたり、胃腸の働きを助けたりする4種類の生薬から成ります。


高血圧や動脈硬化がある中高年や
起床時や朝方に痛む頭痛に効果があるのが釣藤散です。
主にストレスなどの影響を和らげ、脳の血流循環を改善することで頭痛を起こしにくくします。