痛風・高尿酸血症

あなたも予備群!? 痛風高尿酸血症
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2011/04/0426.html
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2011/04/0425.html


高尿酸血症と肥満の関係




尿酸値を下げるには
プリン体の摂取を控えるだけでは十分な効果は得られません。
高尿酸血症の人の多くには肥満があることがわかっています。
肥満があるとインスリンの働きが悪くなり
尿酸を産生する量と排出する量のバランスが崩れてしまうためと考えられています。
肥満を解消することは、高尿酸血症痛風の予防・改善につながります。

痛風高尿酸血症の治療




何回か痛風発作を起こしたことがある場合は
尿酸値の程度とは関係なく薬物療法が行われます。
痛風発作を起こしたことがない場合は、尿酸値のほか
尿路結石、腎臓病、高血圧、心臓病などの有無によって治療法が選択されます。

痛風 痛みのメカニズム




痛風の原因となるのが尿酸という物質で、プリン体からつくられます。
プリン体は、遺伝子を構成する成分の1つで
新陳代謝で細胞が死滅する際に放出されます。
プリン体は肝臓で分解されて尿酸になり
体の中には常に一定量の尿酸が蓄えられています。
尿酸が増えて、関節液の中で溶けきれなくなり沈着すると
白血球が集まりこれを溶かそうとします。
このときに出る酵素などの物質により、痛みや炎症が起きます。




Q

痛風発作が起こったので薬を飲んだら、痛みが増したのですが・・・・

A

薬を服用して尿酸の濃度が急に下がると
関節に沈着した尿酸の結晶が緩んで、一部が剥がれ落ちてきます。
それを白血球が攻撃するために痛みが激しくなります。