ナッツ類は健康的な自然食品 コレステロールが低下
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2010/05/010109.php
ナッツ類をよく食べる人では血中コレステロールなどが低い傾向があることが
「Archives of Internal Medicine」5月10日号に発表された。
アーモンド、クルミ、ピーカンなどのナッツ類は、脂質を多く含む多脂性食品で
少量でもカロリーの多い食品だ。
しかし、植物性蛋白質、不飽和脂肪酸、食物繊維、ミネラルなども豊富に含まれる。
ナッツ類に含まれる抗酸化作用をもつ栄養素や植物ステロール(フィトケミカル)が
血中のLDLコレステロールを低下させ
善玉と悪玉のコレステロールのバランスを改善すると考えられている。
クルミ、アーモンド、へーゼルナッツなどのナッツ類が
健康的な食品であることが、世界中のさまざまな研究で指摘されている。
イタリア、ギリシャ、ポルトガル、スペインなど地中海式の食事をとっている地域で
心疾患の死亡率が低いのは、全粒粉や魚類、野菜、オリーブ油に加えて
ナッツ類を十分にとっているからだといわれている。
しかし、注意しなければならないのは
ナッツは脂質を多く含む多脂性食品で、少量でもカロリーの多い食品だということ。
いくら健康に良いからといって、ふだんの食事に加えてナッツを食べると
カロリーのとりすぎになる。