帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチン2種類、それぞれ一長一短
https://www.yomiuri.co.jp/medical/renaissance/20220828-OYT8T50045/

仙台ペインクリニック院長の伊達久さん
「ワクチンには2種類あります」
乳幼児向けの定期接種でも使われている「水ぼうそうワクチン」と
20年に新たに発売された「帯状疱疹ワクチン」だ。

水ぼうそうワクチンは
弱毒化したウイルスを打つ生ワクチン。
インフルエンザワクチンと同じ皮下注射で、接種は1回で済む。
臨床試験で示された帯状疱疹予防効果は約50%
水ぼうそう予防目的の乳幼児の場合は無料で受けられるが、
大人が帯状疱疹の予防目的で打つ場合は費用が自己負担となり
9000円程度かかる。

一方、帯状疱疹ワクチンは
無毒化したウイルスを使った不活化ワクチン。
新型コロナワクチンと同じように筋肉に打つ。
予防効果は90~97%と高い反面、
接種部位の痛みが8割、発熱が2割の人に出るなど副反応が出やすい。
また2回打つ必要があり、費用は計4万4000円程度と高い。