シイタケそっくりも…「毒キノコ」はどう避ける
ホントが知りたい食の安全
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2401P_U3A920C1000000/
毒キノコのツキヨタケ
◆死に至る「毒キノコ」のリスク
キノコ関連には様々な風説があって、
ナスと一緒に炊けば毒がなくなるとか、
縦に裂けるキノコは大丈夫とか、
色が地味なキノコは食べられるとか、
根拠がない都市伝説のようなものがあります。
これらは全て「うそ」なので決して信じてはいけません。
キノコの毒は致死的なものが多く、あっけなく人の命を奪いますので、
根拠無く大丈夫だと思って食べてはいけないのです。
ほとんどが解毒剤もなく、食べたら最後…ということはごく当たり前なのがキノコです。
キノコの毒は様々で、中には幻覚症状から痺れ、麻痺につながり
やがて中枢系が麻痺して呼吸が止まるという神経毒もあります。
ツキヨタケはシイタケになんとなく似ている地味なキノコで
(夜発光するという特殊能力つきですが)食中毒が後を絶ちません。
ドクツルタケのような白くておいしそうに見えるけれど、
1本で72時間以内に腎機能と肝機能がやられて出血して
死にいたる猛毒のキノコもあります。
欧米では「殺しのエンジェル」などという別名を持っているくらいです。
毒キノコのカキシメジ
ハタケシメジとホンシメジはこれまで培養する技術がなく、幻のキノコでした。
近年タカラバイオが培養技術を開発したので、容易に手に入るようになりました。