タマゴタケモドキ

毒キノコ:北海道が注意呼びかけ 食中毒発生で
http://mainichi.jp/articles/20160924/k00/00e/040/172000c



北海道食品衛生課によると、
70代の男性が自宅近くの山林で取ったキノコを自宅で食べたところ、
嘔吐や下痢などの症状が出た。
男性は毒キノコの「タマゴタケモドキ」を食べたとみられ、
現在も入院して治療している。


タマゴタケモドキは傘が黄色で直径3〜7センチ。
夏から秋にかけて針葉樹林やブナやミズナラ、白樺などの広葉樹林に生える。
食べると、肝臓や腎臓の細胞が破壊されて重体に陥る恐れがある。



食中毒の原因トップのテングタケ=北海道提供


北海道内の毒キノコによる食中毒事例は
1989年から2015年までの間に106件発生した。
種類別では
テングタケ28件
クサウラベニタケ18件
ツキヨタケ15件−−の順で、
タマゴタケモドキを食べた3人が亡くなっている。


背景には、毒キノコに対する知識不足による見間違いや、
「縦に裂けるものは大丈夫」
「虫が食べたものは食べられる」
といった誤った認識があるとみられる。