スギヒラタケで急性脳症
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20141003-OYTNT50180.html
スギヒラタケが原因とみられる急性脳症が
10年ぶりに秋田県内で確認されたことが3日分かった。
県健康推進課はスギヒラタケを食べないよう呼びかけている。
同課によると、能代保健所管内の20歳代の男性が
9月30日に意識障害とけいれんを起こし、
搬送された能代市の病院で急性脳症と診断された。
回復に向かっており、命に別状はないという。
男性は9月中旬以降、ほぼ毎日、近くの山で採ったスギヒラタケを食べていた。
一緒に食べていた家族は発症していない。
スギヒラタケはスギなどの針葉樹の古木に群生する傘の大きさが2〜7センチの白いキノコ。
県内では「スギカノカ」「スギタケ」「シギキノコ」などとも呼ばれる。
県内では2004年、原因不明の急性脳症患者が24人相次ぎ、うち8人が死亡した。
いずれもスギヒラタケを食べており、腎機能が低下している人に多く発症していた。