チョウセンアサガオ種 「5粒1000円」でネットで買える
http://www.j-cast.com/2016/12/02285145.html?p=all
傷害の疑いで兵庫県警に逮捕された居酒屋元店長の男(30)は、
アルバイトの勤務態度が気に入らないと、
毒性のあるチョウセンアサガオの種を食べ物に混ぜていた。
大学生は、意識がもうろうとして救急車で病院に運ばれ、
食中毒の症状で1週間ほど入院した。現在は、健康が回復している。
その毒性を紹介する厚労省サイト
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000060250.html
有毒成分 アルカロイド(アトロピン、スコポラミン、 l - ヒヨスチアミンなど)
厚労省のホームページによると、チョウセンアサガオは、
インドが原産地で、江戸時代前期に薬用として日本でも栽培が始まった。
現在は、「ダチュラ」の名前で園芸用として栽培されていることが多く、
8〜9月に白い大きな花などを咲かせる。
根はゴボウ、葉はモロヘイヤ、つぼみはオクラ、種はゴマに似ている。
いずれも強毒があるが、誤って食べやすいため、毎年2〜3件ほど食中毒が発生している。
厚労省の監視安全課では、
「毒物のため、大量に摂取すれば死亡する可能性は確かにあります」と話す。
園芸用などの植物では、トリカブトなど毒性のあるものは多数あり、
チョウセンアサガオも種などが広く流通している。ネット上で検索すると、
チョウセンアサガオの種が5粒で1000円などとして普通に売られていた。