「バラハタ」食べた2人食中毒 沖縄、シガテラ検出

「バラハタ」食べた2人食中毒 沖縄、シガテラ検出
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=163522



沖縄県生活衛生課は13日、
金武町鮮魚店から買ったバラハタ(ナガジューミーバイ)を
調理して食べた50代の男女2人が食中毒になったと発表した。
料理からシガテラシガトキシン)が検出され、
県は同店を13日から5日間の営業停止処分とした。


県によると、2人は3月31日に手足のしびれや発疹、かゆみなどを発症。
快方に向かっているという。


シガテラは有毒海藻が生産する毒で、食物連鎖で魚などに蓄積される。
外見では毒の有無が分からず、加熱しても壊れない。
県内では2006年以降、家庭内を中心に計45件のシガテラによる食中毒が発生。
行政処分は04年以来、約12年ぶり。


バラハタは県内では比較的よくとれる魚で、店頭に並ぶこともあるという。
イッテンフエダイやバラフエダイなども有毒化する可能性がある。