頚椎椎間板ヘルニアとは
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/10/1009.html
頚椎は、積み木のように重なる7つの椎骨と
それらの間にありクッションの役割を果たしている椎間板で構成されています。
椎骨の後ろには神経が通る管(脊柱管)があり、そこを脊髄が通っています。
その脊髄から枝分かれし、左右に出ていく神経の根元部分が神経根です。
椎間板が傷んでいると、圧力が加わることで脊髄や神経根を圧迫することがあります。
このような状態になって症状が現われるのが、頚椎椎間板ヘルニアです。
加齢や長期、長時間に渡って首に負担がかかる姿勢をとる
またスポーツなどで首に大きな力が加わることも、椎間板が傷む原因になります。
頚椎症とは
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/10/1010.html
首の病気のなかで最も多いのが頚椎症です。
40歳代以降の人に起こりやすく、多くの場合
漠然とした首の違和感や痛みなどから始まります。
頚椎は7つの椎骨(ついこつ)と
その間にあってクッションの役割をしている椎間板で構成されています。
老化などによって椎間板に亀裂が入ったりすると頚椎全体が不安定になり
椎骨が変形して骨棘(こつきょく)という棘のような部分が形成されます。
この棘が脊髄や神経根を圧迫することで、痛みやしびれなどの症状が現われます。
老化のほかに、姿勢が悪いことやスポーツによって頚椎に負担がかかること
なども原因といわれています。
後縦靭帯骨化症とは
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/10/1011.html
後縦靭帯(こうじゅうじんたい)骨化症は
椎間板の後側にある靭帯が硬い骨に変化して(骨になり)
脊髄を圧迫することで、手や腕の痛みやしびれ
首や背中の痛みなどが生じます。
首を前に倒したときに症状が現れやすいのが特徴です。
詳しい原因は不明で、放置すると歩けなくなるなど重い症状が残ることがあり
厚生労働省は難病に指定しています。
近年では医療技術の進歩により治療が可能になってきています。