#尿路結石、食事で防ぐ 海藻や果物を多めに
http://www.asahi.com/news/intro/TKY201206120278.html
尿路結石
患者は増え続け、国内の男性の7人に1人
女性の15人に1人が一生のうち1度はかかるといわれる。
最近は再発を防ぐための手段として、食事を中心とした生活習慣の大切さが注目されている。
ホウレンソウやタケノコといった食品は、石をつくるシュウ酸を多く含む。
でもカルシウムを一緒にとれば、腸で吸収される前に結合して多くが便として排出される。
指導ではそんな情報を伝える。
尿が濃くならないよう、1日2リットル以上の水分を取ることも大事だ。
結石が溶けやすいように尿をアルカリ化する海藻や果物、野菜を
なるべくとり入れるといった注意で、再発のリスクを下げることができる。
ここ数年、内視鏡を使ったTUL(経尿道的尿管砕石術)という治療法が広まってきた。
細い管を尿道から入れて先端に付いたレーザーで石を粉砕。
そのまま破片を回収して、体外に取り出せる。
自然排石を早めるα1ブロッカーの治験も進んでいる。
10ミリ以下の結石への選択肢になる見込みという。