アジスロマイシンが死亡リスク高める可能性、米研究
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2878329/8953660
アジスロマイシンは、心臓病による死亡率を高める可能性があるという研究結果が
16日、「New England Journal of Medicine」で発表された。
他の抗生物質と比べて投与から5日以内に
心血管疾患で死亡する確率が2.5倍に上昇することが分かったという。
米バンダービルト大学(Vanderbilt University)の研究チームはテネシー州で
1992年から2006年にかけてアジスロマイシンが処方された約34万8000件の記録を
抗生物質を処方されなかった患者や、アモキシシリンを処方された患者の
数百万件の記録と比較した。
その結果、アジスロマイシンを投与された後に心臓病で死亡した患者数は
アモキシシリンと比べ100万人当たり47人多かった。
もともと高い心臓病リスクを抱えていた患者に限るとその差は100万人当たり245人に広がった。