ダビガトラン

脳梗塞防ぐ新薬、リスクも 心房細動に「ダビガトラン」
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ベーリンガーによると、3月の発売から5カ月で約6万4千人が新薬を服用した。
このうち、5人が胃腸出血など、薬との因果関係が否定できない出血性副作用で死亡した。
出血の危険は高齢になるほど高まる。
また、ダビガトランは腎機能に重い障害がある人では使えない。
死亡した5人には重い腎障害の患者や、100歳を超す人が含まれていた。


日本循環器学会の心房細動治療ガイドライン策定班は8月
ワルファリンから切り替える時は出血に注意すること
安易な処方で消化管出血などの合併症を起こさないよう、注意喚起した。


策定班長小川聡国際医療福祉大学三田病院長は
「出血の危険性が、新薬はワルファリンより低いか、現時点では十分証明されていない。
どちらを使うか、心房細動治療に詳しい専門医に相談を」


国立循環器病研究センターの清水渉・心臓血管内科部長は
「歯ぐきから血がにじむ、便が黒いなど出血の兆候があればすぐ医師に連絡を。
また、のみ忘れると脳梗塞のリスクもあると知って欲しい」と話す。


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