千寿

千寿製薬  緑内障治療薬の次期戦略品を申請
http://nk.jiho.jp/servlet/nk/kigyo/article/1226556393215.html?pageKind=outline



千寿製薬は
緑内障治療薬の次期戦略品に位置付けるα2受容体作動薬
酒石酸ブリモニジンの国内承認申請を行った。
2012年秋頃までの承認取得、2012年中の発売を見込む。


同社の緑内障治療薬は、ミケラン、ルミガン
緑内障治療ではPG関連薬とβ遮断薬が第1選択薬とされており
現在は、09年に発売したルミガンの市場浸透に注力している。


ブリモニジンは、房水産生抑制と房水排出促進作用を併せ持つ新タイプの薬剤で
心肺機能への影響の少なさや、他剤との組み合わせやすさが特徴。


そのほか同社は、ブリモニジンに続く緑内障治療薬の戦略品として
ROCK阻害剤「SNJ-1656」の開発も進めている。
房水の最大流出路である線維柱帯からの房水排出を促進する新機序の薬剤で
同社が世界で初めて開発に着手し、国内臨床第2相試験段階にある。
大型化を期待しており、順調にいけば14年度の申請を目指す。