かかりつけ薬剤師と賢く
危険な飲み合わせ防止/重複防いで出費減らす 実務経験など定着へ課題
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO05469290Q6A730C1TZT000/
患者が使う薬を一元管理し、健康面も含めた相談に
原則、24時間対応するのがかかりつけ薬剤師だ。
医療用医薬品だけでなく、市販の一般用医薬品との飲み合わせも助言する。
4月に創設され、患者は任せたい薬剤師を指名する同意書にサインする。
指名されると、薬局は次回の処方箋から
1回につき700円(患者負担は3割なら210円)の
「かかりつけ薬剤師指導料」を得ることができる。
薬の効果や副作用を説明した文書提供や服用歴の作成などによる
「薬剤服用歴管理指導料」(380円か500円)の代わりに受け取る。
ただ薬剤師の誰もがかかりつけになれるわけではない。
薬局での計3年以上の実務経験が前提だ。
さらに所属する薬局に週32時間以上勤務し、6カ月以上在籍していた実績も要る。
来年4月からは、定められた研修の受講も条件に加わる。