キノコをたくさん食べる女性は認知症リスクが低い

男性には効果が無いようです。

キノコをたくさん食べる女性は認知症リスクが低い
1日15g以上の摂取でリスクが44%減
https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/column/15/050800004/051000256/?waad=abLZtgAl

日常的にキノコを摂取する日本人女性は、
介護を要する認知症になるリスクが低いことが、
筑波大学などの研究者が行った研究(*1)で明らかになりました。
(中略)
男性では、
キノコの摂取量と要介護認知症の間に、
統計学的に有意な関係は見られませんでした。
一方女性では、
キノコの摂取量は要介護認知症のリスクと逆相関していました。
キノコを摂取しない女性と比較すると、
0.1~14.9gのグループでは要介護認知症のリスクが19%低く、
15.0g以上のグループでは44%低くなっており、
摂取量が多いほど認知症リスクは低いことが示されました。
(中略)
今回得られた結果は、
日本人女性のキノコの摂取は、
要介護認知症の発症リスクの低下と関係することを示しました。
なお、キノコ10gの摂取は、わずかな努力で達成できます。
例えば小さな生シイタケなら1.5個程度、シメジなら5本程度で10gになります。
エノキタケは小パックがおおよそ100g、大パックはおおよそ200g(ただし廃棄部分を含む)、
ナメコは一袋が100g程度なので、料理に少し加えるだけで、10gや20gは簡単に摂取できます。
*1 Aoki S, et al. Br J Nutr. 2024 May 14;131(9):1641-1647. Epub 2024 Jan 19.