「月13万円で生活設計を」

森永卓郎さんは糖尿病で苦しんだのに禁煙していなかったようです。

森永卓郎さん
「楽しい老後にしたいなら月13万円で生活設計を」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297598


私が提唱しているのが、
夫婦2人の暮らしを「月13万円」で設計することです。
都心で暮らしているなら、自宅を郊外に移すか、
都心で暮らすにしても間取りをダウンサイジングすること。
例えば、東京から電車で1~2時間の場所に自宅を構えるだけでも、大幅にコストカットできます。
中古戸建てなら1000万円以下で購入できますし、都会に比べたら家賃も激安です。
私の場合、都心に出るにも片道500円ちょっとの電車賃で済みます。
今、私は社会実験を兼ねて半農生活を送っています。
近所の地主さんから30坪ほどの畑を借りて農作業に励んでいます。
トマト、キュウリ、ナス、ネギ、タマネギ、サニーレタス、ジャガイモ、
イカ、ゴーヤー、ニラ、春菊など季節ごとに25種類の野菜を栽培していて、
家族で食べるだけではあり余るほどの収穫量で、
ラジオで共演している阿佐ヶ谷姉妹にもお裾分けしています。
周囲には10人ほどの半農人がいて、収穫期になると物々交換ができるので、
野菜をスーパーで買うことはほぼありません。
農業がなぜ楽しいかというと、すべてが自由にできるからです。
バカな上司もいませんし、マスクもせずにたばこも吸い放題。
悪天候で収穫量が激減しても、
阿佐ヶ谷姉妹にあげる分がなくなるだけで、収入や生活に影響ありません。
農業をしていると自然と運動になるし、ヘトヘトになって早寝早起きになります。
私はもともと野菜が好きではありませんでしたが、
自分で育てた野菜の味は格別で、今では野菜中心の食生活です。
これすなわち、医者が勧める生活習慣が勝手にできていることになるんです。
我々の余命はせいぜいあと20年、そのうち健康寿命は10年ほどしかありません。
余生を、歯を食いしばってつまらない仕事をするのではなく、
楽しいことをして、好きに生きようと。今は本当にそう思っています。