ライゾデグ

2種類のインスリンを配合した「ライゾデグ」 1日1回注射で低血糖が減少
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2015/024537.php

http://www.fizz-di.jp/archives/1043616237.html


インスリン1日1回注射のシンプルな治療
「ライゾデグ配合注」は、世界ではじめて
1本のペンに2種類の異なるインスリンアナログを配合した溶解インスリン製剤。
「トレシーバ注」と、「ノボラピッド注」が、7対3の割合で配合されている。


「ライゾデグ配合注」は1日1回の注射から治療を始められ、
インスリン療法で基礎分泌と追加分泌の両方を補う必要がある患者や、
中間型・持効型インスリン製剤で治療しており追加分泌を補う必要がある患者で、
よりシンプルな治療による改善を期待できるという。


低血糖の頻度を高めずに血糖コントロールを改善
「ライゾデグ配合注」は従来の混合型インスリン製剤とは異なり、
無色澄明な溶解インスリン製剤で、注射前の懸濁操作が不要だ。


「トレシーバ注」と「ノボラピッド注」の作用は互いに干渉することはなく、
「ライゾデグ配合注」は、明確なピークを示すノボラピッド注と
平坦で安定した作用を示すトレシーバ注の特徴を併せもつ。


2型糖尿病を対象とした臨床試験(Treat to Target試験)により、
1日1回、カロリーや炭水化物の摂取量の多い1日の主たる食事の直前に注射することで、
対照薬である従来の持効型インスリンに対する非劣性(HbA1c)が確かめられ、
低血糖や夜間低血糖の発現頻度を高めないことが確認された。


また、1日2回、朝・夕食直前の注射で、
低血糖および夜間低血糖の発現頻度を高めずに、
対照薬である二相性インスリン アスパルトに対する非劣性(HbA1c)が確かめられた。