胃を切ることの影響

胃を切ることの影響
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2015/02/0204.html



胃がんの手術では、切り取る場所によって異なる症状が現れます。
胃の入り口で内容物の逆流を防いでいる噴門を切除すると、
食べ物が逆流して胸やけが起こりやすくなります。


胃の出口で内容物が一気に十二指腸に流れ込まないように調節している幽門を切除すると、
ダンピング症候群といわれる動悸や冷や汗、
めまい、腹痛、下痢、低血糖などが現れやすくなります。


胃の上部からは食欲や味覚に関わるホルモンが分泌されているため、
切り取ると食欲不振や味覚異常により食事量が低下して、
体重や体力が低下することがあります。