COPD

肺の病気を治したい「COPD 自分でできる対策」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2015/01/0107.html

主にたばこが原因で起こるCOPD




COPD慢性閉塞性肺疾患)は、主にたばこが原因で起きる肺の病気です。
一般にCOPDの患者さんの8〜9割が喫煙者だといわれています。
高齢になるほど起こりやすく、体質によっては若い人や少量の喫煙でも起こることがあります。


長くたばこを吸っているうちに、気管支や肺胞に炎症が起き、
せき・痰などの症状が現れるようになります。
さらに炎症が進むと肺胞が壊れ、空気がうまく吐き出せなくなり、
酸素が十分に取り込めなくなって、息苦しさが現れます。
「階段や坂道をあがったときに息切れを起こす」のが典型的な症状です。


COPDを予防するためには、禁煙が何より大切です。
たばこを吸っていると、肺機能の低下速度が速くなりますが
何年間たばこを吸っていても、たばこをやめた時点で肺機能の低下は緩やかになります
1日も早い禁煙が、COPDの予防や進行抑制に役立ちます。