胃食道逆流症

胃痛・胃もたれ 胸やけ対策「胸やけを起こす胃食道逆流症」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2011/05/0511.html

胃食道逆流症とは?

胃食道逆流症は、逆流性食道炎のほか
粘膜の異常は見られないが症状がある場合を総称して呼ばれる
より幅広い概念の病気です。

原因

胃食道逆流症の発症には、生活習慣や加齢が関係しています。
食べるのが早かったり、日常的に食べすぎたり飲みすぎたりして
胃酸の分泌量が多い人では発症しやすくなります。
ほかに、肥満がある人、加齢によって下部食道括約筋の機能が低下している人
カルシウム拮抗薬を服用中の人なども注意が必要です。

症状


症状としては、「胸やけ」や「げっぷ」
「のどにつかえるような感じ」などが現われます。
胃酸を含む胃液が食道からのどのほうまであがってくることで
「酸っぱい液体が口にこみあげる」ような症状や
「胸のあたりの痛み」が起こることもあります。
また、逆流した胃液が気管に入ることで、「ぜんそくのような空せき」が続くこともあります。

生活習慣を改善


「ゆっくりと30回以上かんで食べる」「食後にすぐ横にならない」
「牛乳を飲んで症状を和らげる」など食生活の改善のほか
「前かがみの姿勢をなるべく避ける」「上半身を少し高くして寝る」など
腹部の圧迫を避けるよう心がけると逆流が起こりにくくなります。