武田薬品は新薬の寄与で増益が続く、配当利回り3.8%も魅力

武田薬品は新薬の寄与で増益が続く、配当利回り3.8%も魅力
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武田薬品が動意を強めてきた。
2015年3月期の第1四半期は営業利益が前年同期比11%増の637億円となった。
アクトス」の特許満了の影響が一巡、
新製品の寄与や全社的なコスト削減が効果を表している。


今後期待の新薬は、
クローン病潰瘍性大腸炎治療薬「エンティビオ」(Entyvio)である。
2014年5月に米国・欧州で承認を取得、6月には米国において販売を開始した。
潰瘍性大腸炎およびクローン病両疾患について、
初めてかつ唯一、同時に承認された薬品となる。


「ブロプレス」等の落ち込みを「アジルバ」や
米国における大うつ病治療剤「ブリンテリックス」、
多発性骨髄腫治療剤「ベルケイド」や
逆流性食道炎治療剤「デクスラント」でカバー。
欧州では悪性リンパ腫治療剤「アドセトリス」などが売り上げを伸ばした。
その他、新製品の市場浸透、新興国での売り上げ拡大などでカバー、
増収・営業増益が予想されている。
それと、配当利回り3.82%という高さも大きな魅力だ。