武田薬品、米スタートアップを5500億円で買収

シャイアー買収の時は暴落しましたが、今回は反応が薄いです。
武田薬品 株価👇
https://www.nikkei.com/nkd/company/?scode=4502

武田、免疫疾患薬を次の柱に 米新興5500億円で買収

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC142PS0U2A211C2000000/

武田薬品工業
米スタートアップを40億ドル(約5500億円)で買収し、
免疫疾患の新薬候補を取得する。

武田は米ニンバス・セラピューティクスの子会社
ニンバス・ラクシュミ(マサチューセッツ州)を23年3月末までに買収する。

アロステリックTYK2阻害薬 ピーク時売上は“50億ドル以上”

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=74068
経口アロステリックTYK2阻害薬・NDI-034858は
乾癬を対象疾患に2023年に臨床第3相試験に入る予定で、
炎症性腸疾患(IBD)など複数の自己免疫疾患の治療薬としても評価が行われている。

なお、買収完了後、NDI-034858との開発コードは「TAK-279」となる。

NDI-034858は、新規の経口チロシンキナーゼ2(TYK2)阻害薬で、
JAK1、JAK2、JAK3キナーゼよりもTYK2に対し高い特異性を示す。
NDI-034858のTYK2に対する選択性は、JAK1に対する選択性の150万倍だという。
武田薬品は、
「JAKに関連した毒性を惹起することなく、より高い効果が得られる可能性がある」
としている。

TYK2 は細胞外からの刺激シグナルを
細胞内に伝達するために働くリン酸化酵素群のひとつであるJAKファミリーの分子で、
自己免疫疾患の病態に寄与するインターロイキン
(IL)‐12、IL-23、I 型インターフェロンの受容体に結合して
下流にシグナルを伝達することに関与している。
NDI-034858は TYK2 に対するアロステリック阻害作用により、
これらのシグナル伝達経路を抑える。

武田薬品は乾癬のほか、
IBD、乾癬性関節炎、全身性エリテマトーデス(SLE)などでの開発を進める予定。

武田薬品工業、営業最高益に

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC017HJ0R01C22A2000000/
主力の潰瘍性大腸炎治療薬「エンティビオ」の販売が伸びる。
希少疾患薬や免疫グロブリンなども増加。
円安効果も加わり増収確保。営業利益は最高に。
純利益も増える。
デング熱ワクチン】
デング熱ワクチン「キューデンガ」の承認をインドネシアに続いて欧州でも取得。
中南米などの流行国のほか、日米での承認取得も目指す。