ニュープロパッチ

パーキンソン病講演会 大塚製薬
2014 #8

LOISIR HOTEL NAHA  ロワジールホテル

特別講演

病態に基づくパーキンソン病治療update
名古屋大学 脳とこころの研究センター 神経内科 特任教授 渡辺宏久先生


プレゼンの展開が速く、ほとんど記録できませんでした。
下記は細切れの情報です。


  • 発症から失職まで中央値は6年

 失職理由 :  震戦、固縮、動作緩慢、疲労など

  • ジスキネジアの出やすい患者:

 若年発症、L-dopa高用量、低体重、女性など

  • アゴニスト VS L-dopaの時代ではない・・(詳細不明)


  • Short duration response、 Long duration response

内服中止後も持続する効果
レボドパのhalf life 7.9日
ロピニロール  6.2日
カベルゴリン 2-3日


  • ドネペジル ; 転倒回数減少


  • コーヒー(1日3杯)はパーキンソン病の抑制因子、アデノシン系神経回路に作用


  • ドパミン受容体作動薬により病的に性欲亢進し強姦をした患者あり→家族を失った


  • 幻視が出てくると5年くらいで死亡する


  • 幻視には抑肝散が有用


  • GLP1アゴニスト(エクセナチド):

ミトコンドリア機能を活性化、運動機能向上、認知機能改善
パーキンソン病に有用性あり


  • ピロリ除菌によりウエアリングオフ改善


  • ノウリアストにはノウリアクションの患者がいる



※ジスキネジア
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/11/dl/tp1122-1c21.pdf
「繰り返し唇をすぼめる」
「舌を左右に動かす」
「口をもぐもぐさせる」
「口を突き出す」
「歯を食いしばる」
「目を閉じるとなかなか開かずしわを寄せている」
「勝手に手が動いてしまう」
「足が動いてしまって歩きにくい」
「手に力が入って抜けない」
「足が突っ張って歩きにくい」