イーケプラ

2011 #49
イーケプラ発売1周年記念学術講演会 大塚

Hotel Nikko Naha Grand Castle

【特別講演】

てんかんにおける薬物治療とレベチラセタムの有用性
赤松直樹先生(産業医科大学神経内科学准教授)

  • イーケプラ

有効性、安全性ともに高い
不機嫌になるという副作用がある。家族に聞かないとわからない。
イーケプラ1000mgはテグレトール400mgと同等の有効性
世界では「ケプラ」で売っているが日本では「ケフラール」があるため
「ケプラ」が使えず、いい「ケプラ」と命名
イーケプラが適する症例は、
難治性てんかん
ミオクロニー発作が合併するてんかん
全般てんかん、焦点てんかん不明のとき
高齢者てんかん

  • トピナ

強力、よく効く。
ゾニサミド(エクセグラン)を強くしたような薬
25mgから始める。100mgでかなり効く
トピナ、エクセグランでは体重減少がみられる。
体重増加はバルプロ酸、ガバペン、テグレトール

  • ガバペン

てんかんにはマイルド
部分てんかんのみ

  • ラミクタール

催奇形性が少ない。
てんかんと妊娠は重要なテーマである。
催奇形性は
フェノバルビタールで4倍
バルプロ酸で7倍となる
また、バルプロ酸では児のIQが低くなる。


参考
ガバペン
http://d.hatena.ne.jp/sna59717/20100621


てんかんおよびてんかん症候群の国際分類
http://ds-pharma.jp/medical/gakujutsu/tenkan/tenkan01/syndrome/index.html