NHK「きょうの健康」より
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archive/2010/0512/index.html
薬物療法
薬物療法の中心は「低用量ピル」を用いたホルモン療法で
子宮内膜症組織の増殖を抑えます。
月経血の量が減って、痛みも和らぎます。
副作用も少なく長期間使うことが可能なので若い人に最適な薬とされます。
ただ、血液が固まりやすくなるため、使うことができない場合があります。
寝込むほどの月経痛
子宮内膜症組織が最もできやすい部位は「卵巣」です。
そのほか「骨盤内の腹膜」や「卵管」「ぼうこう」「直腸」など
さまざまな部位にできることがあります。
特に注意が必要なのは
卵巣の深いところに血液がたまる「卵巣チョコレートのう胞」です。
ほうっておくと、月経のたびに増殖と出血を繰り返したのう胞が破裂して
激しい痛みが起こることがあります。