アトピー性皮膚炎

肌のトラブル「アトピー性皮膚炎 治療とスキンケア」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2017/02/0221.html

ステロイド薬の正しいぬり方




ステロイドをすり込んだり、
薄くのばしてしまうと湿疹がむき出しの状態になりがちです。
湿疹に薬をのせるようにぬることで、患部に薬が行き渡ります。

治療はいつまで続ける?

炎症が落ち着いたら薬をぬる頻度を徐々に減らしたり、
効果が弱い薬に変更したりします。
悪化の兆しがある場合は薬をぬる頻度を増やし、
落ち着いたら再びぬる頻度を減らすことで再発までの間隔を延ばしていきます。


皮膚のよい状態を長く維持するために、根気よく薬を使い続けることが大切です。
アトピー性皮膚炎では、治療によってよくなったように見える皮膚でも、
まだ軽い炎症が残っていることがあります。
治療を早めに中止してしまうと、再発することがあります。
皮膚は見た目ではなく、触ってみて、皮膚の盛り上がりや、
皮膚の中に芯があるような感覚がなくなるまで、しっかりと薬をぬりましょう。
そうすれば最終的にはスキンケアだけでも、
皮膚をよい状態に保てるようになることも十分に期待できます。

予防




家族にアトピー性皮膚炎のある赤ちゃんを対象にした研究で、
保湿剤による全身のスキンケアを生後1週間目から毎日行うことで、
発症をおさえられることがわかりました。