胸やけを改善する生活法

座る姿勢も原因に 胸やけを改善する生活法
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO52571250Y3A300C1W13001/
 


杏林大学医学部の高橋信一教授は
「食道と胃との間には食道下部括約筋という、弁やバルブの役割をする筋肉があるが
この筋肉は肛門の括約筋などよりずっと力が弱い」と話す。


逆流性食道炎の患者が日本では増え続けているという。
その理由を島根大学医学部の木下芳一教授は
日本人の胃液の分泌量が増加したためと指摘する。木下教授は
「原因の一つは日本人の食生活が欧米化し、肉類や脂肪類の摂取が増えたこと。
これらを消化するため胃液がたくさん分泌されるようになった」と話す。


木下教授は「患者の8割はプロトンポンプ阻害剤の服用で症状が改善される」と話す。
高橋教授は「胃液は口から入った病原菌を死滅させるなど
消化以外にも重要な役割を果たしている。
まずはプロトンポンプ阻害剤で症状を改善させて、食道や胃の粘膜を正常に戻す。
患者さんに生活改善に取り組んでもらい
最終的に薬を飲まないようにすることを目指している」と話す。


まず、最も大切なのは肥満解消だ。
食事習慣も見直したい。