プロプラノロール

プロプラノロールが片頭痛発作予防の適応を取得
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/201209/526732.html


プロプラノロール塩酸塩(インデラル錠10mg、20mg)に
片頭痛発作の発症抑制」の適応が追加されることが決まった。
この適応における用法・用量は
「1日20mg〜30mgより投与し、効果不十分な場合には1日60mgまで増量可。
いずれも1日2〜3回に分割投与」となる。


今回、β遮断薬のプロプラノロールに関して
片頭痛発作の発症抑制」の適応で公知申請することが認められたのは
(1)「慢性頭痛の診療ガイドライン」(日本頭痛学会、2006年)において
プロプラノロールの片頭痛予防効果がロメリジンやバルプロ酸ナトリウムよりも
高く評価されていること
(2)欧米の幾つかのガイドラインにも使用が推奨される片頭痛予防薬として
掲載されており、欧米では広く臨床使用されていること──などが関与している。