米中新冷戦が猛烈な日本買いを引き起こす

日本の未来は明るいようです。
TSMCだけでなく
台湾の料理人も日本に”疎開”して
おいしいお店を出してもらいたいです。

米中新冷戦が猛烈な日本買いを引き起こす…
エミン・ユルマズさん
https://president.jp/articles/-/82701

サプライチェーンは中国から逃げ出している

新型コロナをきっかけに欧米諸国と中国の関係はより悪化し
実質、鎖国状態となった中国からグローバル資本だけでなく
サプライチェーンが逃げ出している。
それがどこに向かうかというと
世界中を探しても「代わりになる国」はそうはない。
ある程度インフラや人材が揃っていて製造業が盛んな国となると
結局、日本しかないのだ。とくに今、半導体の生産が
台湾に集中しすぎてしまっている現実がある。
台湾有事が勃発すれば、生産がストップするリスクが高い。
そのため、台湾のTSMCが熊本に工場を作った。
半導体特許の大半を握る米国政府は
生産をもう一度日本に戻そうと躍起になっている。
これは有事を見越した「疎開」である。
今後、台湾の半導体生産拠点の半分以上を日本に疎開させても不思議ではない。

猛烈な“日本買い”がやってくる

半導体分野だけではない。シンガポールの不動産投資ファンド
新潟・妙高高原のスキーリゾートに2000億円超の直接投資をすると報じられた。
2兆円プロジェクトの大阪IRも同様だ。
つまり、日本にお金が集まる、ということなのだ。
お金が集まれば人も集まる。人が集まれば情報も集まる。
海外から直接お金が流れて、地方経済まで活発化していくと
今日本が抱えるさまざまな問題の解決につながる。