最も警戒すべきは「手数料」

俺はNISAで(少額ですが)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を始めました。
信託報酬は0.0938%です。

500万円運用➡手数料の違いで357万円の差

寺澤 真奈美さん ファイナンシャルプランナー
https://president.jp/articles/-/81474

最も警戒すべきは「手数料」

信託報酬は保有している間、ずっと支払い続けなければなりません。
手数料は毎日計算されたうえで信託財産から差し引かれていきます。  
手数料の違いが長期保有でどれくらい響いてくるのか
次で見てみましょう。
500万円を年利回り5%、信託報酬0.05%で20年間運用した場合=約1314万円
500万円を年利回り5%、信託報酬 1.7%で20年間運用した場合=約 957万円
20年間の差額は……357万円 ----------  
手数料の違いだけで、手元に残るお金に350万円以上の差がでます。
 

アクティブファンドの9割はパフォーマンスがインデックス以下

手数料が高い分、アクティブファンドはインデックスよりも高いリターンが得られる。
そう考えたくなりますが、残念ながらそうとは言い切れません。  
実は、「長期保有」という前提からいえば、
「アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない」というのが
多くの専門家が口をそろえるところなのです。  
実際に、スタンダード&プアーズの発表によれば、
過去10年間で「S&P500」よりも
パフォーマンスが低かったアメリカのファンドは約87%、
日本のファンドは約85%であることがわかりました。
つまり、9割近いアクティブファンドが、
インデックスファンドに敗北しているというわけです。  
これには、高い手数料が影響していることも当然、あるでしょう。
高い手数料を上回ってあまりある、残り1割のハイパフォーマンスな
アクティブファンドを見抜くことは、初心者には至難の業です。

二重三重の手数料がかかる「ファンドラップ」

ファンドラップを証券会社や銀行で勧められたことがあるという人は、多いことでしょう。
なぜなら、手数料が高いことから、金融機関が売りたがる商品の代表格だからです。
通常の信託報酬の他、投資一任報酬やラップ口座の管理手数料など、
その手数料は二重三重にかかってくる構造になっているのです。  
運用が多少うまくいっても、
コストを引いたらマイナスリターンになっていた……ということもめずらしくありません。

ファンド
オルカン
SP