“SWIFT”からロシアの銀行締め出す制裁へ 米・欧

効果があればよいのですが。
株には悪い影響しかなさそうです。

国際的決済網“SWIFT”からロシアの銀行締め出す制裁へ 米・欧
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220227/k10013503441000.html

アメリカとヨーロッパ各国などは、
SWIFTと呼ばれる国際的な決済ネットワークから
ロシアの特定の銀行を締め出す措置を実行することで合意したと発表しました。
ロシアの軍事侵攻に対して最も厳しい措置の1つとされる経済制裁に踏み切ることになります。

SWIFTとは? 除外は経済への大打撃も

SWIFT(国際銀行間通信協会)は
ベルギーに本部を置く非営利組織で、
国際金融の送金を手がけています。
世界の1万1000以上の金融機関が利用し、
決済額は一日当たり5兆ドル(日本円で約575兆円)にのぼります。

2012年に欧米がイランに対して実施した経済制裁では
イランがSWIFTから除外され、
石油の輸出による収入が大幅に落ち込んだとされています。

ロシアに対して同様の制裁が実施された場合、
ロシアの主要な輸出品である石油やガスなどの貿易で決済が難しくなり、
ロシア経済は大打撃を受けるとみられます。

ただ、ドイツをはじめとするヨーロッパ各国は
天然ガスの供給の3割以上をロシアに頼っていて、
ロシアが制裁の報復として天然ガスの供給を絞る可能性もあり、
ヨーロッパの国々も大きな影響が出るおそれがあります。

日本の金融機関への影響は

三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行」のメガバンク
ロシアに現地法人を持っていることから
グループ内でロシアの銀行を介さずに行う送金などはできる見込みですが、
今後、明らかにされる制裁の内容しだいで、
どのような影響が出てくるのか、不透明な部分もあります。