沖縄県の2回接種率は36.5%(日本最下位)で
ミシシッピ州38%と同じくらいです。
米コロナ感染、ワクチンで明暗 日本の抑え込みに教訓
65%接種のマサチューセッツ州、ピークの5分の1
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN24DN40U1A820C2000000/
現在、全米の新規感染者のほとんどをワクチン未接種者が占める。
米疾病対策センター(CDC)が24日発表した研究によると、
未接種者が感染する確率は接種完了者に比べて5倍、入院する確率は29倍にのぼる。
CDCのデータによると、
ワクチンの接種完了率が全人口の38%にとどまる南部ミシシッピ州では、
8月中旬に1日の100万人あたり新規感染者数が一時1200人を超えるなど感染が急拡大した。
同州に隣接するアラバマ、ルイジアナ両州とともに接種完了率は全米最低水準で、
8月に入って新規感染者数が昨冬のピークを超え過去最多を更新する州が増えている。
一方、ワクチン接種完了率が65%超と高いマサチューセッツ州の新規感染者数は
100万人あたり200人程度と、昨冬のピーク時に比べ5分の1程度にとどまる。
同州を含む北東部6州の新規入院者数は27日時点で100万人あたり12.6人だった。
ミシシッピやアラバマなどを含む南東部8州は72.9人と6倍近い格差がある。
接種完了率が5割台と全米平均並みながら、
感染や医療逼迫が最悪レベルなのが南部フロリダ州だ。
27日の100万人あたり新規感染者数は1000人を超えミシシッピ州を上回った。
共和党のデサンティス知事はマスク着用を義務づけたり
ワクチン接種証明の提示を求めたりすることを禁じてきた。
温暖な気候に引かれ旅行者や退職者が多く集まる土地柄だが、
感染対策はほとんど取られていなかった。