後発薬使用率、沖縄1位

後発薬使用率、沖縄1位・東京44位 地域差なぜ?
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26800980R10C18A2SHA000/



全国の都道府県で後発医薬品の使用率でトップを走るのが沖縄県だ。
2017年3月末で79.9%と全国平均の68.6%を大きく上回る。


一つは経済的な事情がある。
沖縄県の県民所得は1人当たり213万円(14年度)で全国で最も低い。
しかし理由はほかにもある。米国統治下時代の名残だ。


日本の医療保険制度ではかかった医療費の1〜3割を病院の窓口で支払う。
だが「当時の沖縄では医療費全額を患者が立て替え、
後で自己負担分以外の費用を還付してもらう」
沖縄県薬剤師会の亀谷浩昌会長)方式だった。
立て替えとはいえ大きな出費が嫌われた。


一方、徳島県は全国で使用率が唯一6割を切る。
大手調剤薬局が他地域に比べて少なく、県内展開の小規模店が多い。