自動取引、株安を増幅

日経平均1071円安
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO26593350W8A200C1MM8000/
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26532900V00C18A2EN1000/

2008年10月 リーマン・ショック 1089円
2011年3月 東日本大震災 1015円
2013年5月 バーナンキ・ショック 1143円
2015年8月 中国人民元切り下げ 2週間で3001円
2016年6月 英国EU離脱 1286円



2月6日の日経平均終値は前日比1071円(4.7%)安の2万1610円。
下げ幅は16年6月24日以来の大きさで
東証1部上場銘柄の98%が下落する全面安の展開だった。
日米の株式時価総額は1月末に比べて約300兆円吹き飛んだ。


冷や水を浴びせたのが米金利の上昇だ。
投資対象としての株式の魅力が相対的に薄れて米国株に売り圧力が高まると、
5日の米国市場を自動取引の売りが席巻した。


起点は株や債券など金融商品の値動きの大きさを数値化して投資先を決めるファンドだ。
値動きが安定していればリスクが小さいと判断して資金を多めに配分する。


「火薬庫」に火を付けたのが株式相場の変動率になる。
今後の変動率の大きさを示すVIX指数は前営業日の2倍超の38台まで急騰した。
コンピューターにリスクの度合いが高まったと判断されて
機械的な売り注文が膨らんだ。
ダウ工業株30種平均はわずか15分で700ドル超も下げた。


阿鼻叫喚 
死屍累々