1日20分の筋力トレーニングで内臓脂肪を減らす

筋力トレーニングで内臓脂肪を減らす 1日20分の運動で効果
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2015/023155.php



筋力トレーニングを1日20分行うと、有酸素運動のみを行う場合に比べ、
お腹周りの脂肪を減らすのに効果的であることが、
ハーバード公衆衛生大学院の研究で判明した。


◆毎日の運動に筋力トレーニングを加えると効果的
「内臓脂肪を減らすために、
有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせると
効果的であることが明らかになりました。
運動は1日20分だけでも効果がありますが、毎日続けることが必要です」
と、ハーバード公衆衛生大学院のラニア メカリィ氏(栄養学)は言う。


研究チームは、医療従事者を対象とした大規模調査(1996〜2008年)に参加した
40歳以上の男性1万500人を12年間追跡し、身体活動や胴囲、体重の変化を調査した。
その結果、ウォーキングなどの中強度の有酸素運動を1日30分行ったグループは、
調査開始時に比べ腹囲を平均0.33cm減らしたが、
筋力トレーニングを1日20分行ったグループは0.67cm減らしており、
筋力トレーニングがより効果的であることが示された。


◆1日20分の筋力トレーニングが内臓脂肪を減らす
「1日30分テレビを観るかわりに、1日20分の筋力トレーニングを行えば、
腹囲を減らし、内臓脂肪を減らすことができたはずです。
内臓脂肪がたまった状態では、たとえ血糖値や血圧がそれほど高くない場合でも、
動脈硬化などのリスクが高くなります」(メカリィ氏)。


◆スクワットで脚の筋力と腹筋を鍛える(1日20回)
机が正面になるように立ち、両手を机に置く。
つま先を外に向けて足をハの字に開き、背筋をまっすぐに保つ。
ゆっくりとひざを曲げ、元に戻す
呼吸を止めないように意識して行う。