暴落が始まってから売ろうと思っても遅い 竹田和平さん

日本一の個人大株主竹田和平 
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42374


その株が割安かどうかの判断は
「PERを見るといいでしょう。できれば10倍程度の会社がいい」
あとは、配当利回りがいい企業ですね。

私の場合、
株式投資にかかる納税額の大半は売買益ではなく配当金です。
配当は、株価が値下がりしてもほとんど減ることがないんです。

株式投資のいいところは、
間違った銘柄さえ選ばなければ、何もしなくても儲かること。
たとえ暴落が起きても、配当はほぼ必ず上がり続けている。
こんなにありがたいことはないですよ。

情報源は「会社四季報」だけ。これで充分です。
なぜなら投機ではなく投資が目的なら、普通の株を買えばいいから。
大当たりはないですが、結局はそれが一番確実な資産形成の方法です。

こうして選んだ銘柄にいったん投資すると、
長期間持ち続けるのが私のやり方です。
多少値上がりしたからといって、
利益確定のためにすぐ売ることはしません。
自分の保有銘柄が値上がりするときは、

長期投資だと、
買った株が値下がりすることは当然あります。
リーマンショックのような事態になれば、
これはと思って投資した会社の株も下がる。

しかし、いちいち不安がっていても始まりません。
株価が下がっても配当はある。
株価が半値でも、配当はせいぜい1割しか減らないんですよ。

今後しばらく株価の好調が続くといっても、忘れてはいけないのは、
金融緩和の背景には財政赤字の拡大があるということ。
バブル相場には必ずしっぺ返しが来る。
今年から来年にかけては多くの投資家が資産を増やせると思いますが、
その後のバブル崩壊を常に意識しておく必要があります。

具体的に言うと、
6年後の2021年に日本は財政破綻する可能性が高いと考えています。
正確に言えば日本は今現在も破綻しているのですが、
日銀が買い支えているから持っているように見える。未曾有の事態です。

もう一つ言うと、暴落が始まってから売ろうと思っても遅い。
上がっている局面で売らないといけない。
そのためには、「天井で売ろう」などと考えず
「この銘柄は割高になっている」と思ったら思い切って売る。
欲張らないことも、被害を最小限にするための秘訣です。


週刊現代」2015年3月14日号より