4月から医療費が変わる!おくすり手帳は持つべきか

4月から医療費が変わる!
おくすり手帳は持つべきか、持たざるべきか?
http://diamond.jp/articles/-/49421


おくすり手帳に情報を書き込むことで薬局が得られる報酬は、
「薬剤服用管理指導料」に含まれており、現在は410円。
たとえば、70歳未満の人は3割の130円を自己負担する。


おくすり手帳への情報提供のほか、
薬局が薬剤服用歴管理指導料を得るためには、
「患者が飲み残した薬の数の確認」
「医師が処方した薬にジェネリックがあるかどうかの情報提供」
をすることも条件で、
3つが揃ってはじめて410円を算定できることになる。


4月からは、
おくすり手帳を必要としない患者の薬剤服用歴管理指導料は、
1回あたり340円に引き下げられる。
70歳未満の人の自己負担額は110円なので、現在よりも20円安くなる。


日ごろから健康で、
医療機関を利用するのは数年に1回、風邪をひいたときくらいで、
おくすり手帳の必要性を感じていない人もいるだろう。
4月以降は、そうした人は、
「おくすり手帳への記載は必要ありません」と伝えれば、
薬剤服用管理指導料はわずかだが節約できる。
もちろん手帳を持っていない患者には算定できない。
医療費を少しでも節約したい人は覚えておきたい変更だ。