ジーンクエスト

がん・糖尿リスク、唾液遺伝子で解析 東大系が参入
http://apital.asahi.com/article/news/2013113000003.html



唾液に含まれる遺伝子を調べ、病気の発症リスクや体質など
200項目以上を判定する本格的な遺伝子検査ビジネスを、
東京大学系のベンチャー企業が来年1月から始める。


検査項目は、糖尿病や肺がんなど生活習慣の見直しで予防できる病気に限定する。
ただ、遺伝子検査の信頼性はまだ不十分で、慎重な対応を求める声も出ている。


事業を始めるのは、東大研究者らが立ち上げた「ジーンクエスト」。
遺伝子配列のわずかな違い(SNP)25万カ所を解析し、
がんや高血圧などの発症リスクや、薄毛や近視といった体質など約200項目を判定する。


東大の徳永勝士教授(人類遺伝学)らを技術顧問に迎え、
日本人や東アジア人を対象とした研究論文から信頼できるものを選び、解析の根拠とする。
費用は4万9800円で、
結果は約1カ月後にネットにアクセスして知ることができる仕組みだ。


しかし、遺伝子解析は不確実な面も多い。
米食品医薬品局(FDA)は今月下旬、
米の最大手「23アンドミー」の遺伝子検査に対して、
結果に誤りがあった場合に利用者が不必要な治療を受けかねないとして、
中止するよう警告したばかりだ。
ジーン社もこの点に配慮して、遺伝性乳がんのように、
誤判定でも乳房の予防切除につながる心配のある病気は対象にしない。
また、利用者が結果を確定診断と誤解しないよう、
検査結果の信頼度は星の数で、リスクは数字ではなく矢印の向きで示すよう検討する。