7成分目のDPP-4阻害薬

薬食審・第一部会 新薬5成分を審議、承認了承 7成分目のDPP-4阻害薬も
http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/43924/Default.aspx



厚生労働省の薬食審医薬品第一部会は3月8日
新薬5成分の承認の可否を審議し、承認を了承した。


【審議品目】
▽ノウリアスト錠20mg(成分名:イストラデフィリン、会社名:協和発酵キリン):
「レボドバ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるウェアリングオフ現象の改善」
を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。再審査期間8年。海外承認なし。


▽オングリザ錠2.5mg、同5mg(サキサグリプチン水和物、大塚製薬):
海外69カ国で承認済。
現在併用が想定されるすべての既承認の経口血糖降下薬との併用が可能。
通常5mgを1日1回投与。国内販売は協和発酵キリンが行う。


▽ネオキシテープ73.5mg(オキシブチニン塩酸塩、久光製薬):
「過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁」
を効能・効果とする新投与経路・新効能医薬品。再審査期間6年。海外承認なし。
同成分で経口剤はあるが、貼付剤は初めて。
貼付剤によって薬物血中濃度の安定化、副作用の軽減を期待する。1日1枚。


【報告品目】
▽トラゼンタ錠5mg(リナグリプチン、日本ベーリンガーインゲルハイム):
現在併用が想定されるすべての既承認の経口血糖降下薬との併用が可能になる。


▽ペンタサ坐剤1g(メサラジン、杏林製薬):
潰瘍性大腸炎(重症を除く)」を効能・効果とする新効能・新用量医薬品。
患部に効果的に薬剤を到達させることを期待する。