ツムラ、純利益32%増の121億円 漢方薬販売が好調
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNZO5154389008022013DT1000
ツムラが8日発表した2012年4〜12月期連結決算は
純利益が前年同期比32%増の121億円だった。
漢方薬の使用法を伝える医師向けセミナーや
これまで漢方薬を使ったことのない医師への面談を増やした効果が出た。
生薬価格の上昇に伴い売上高原価率は上昇したが、数量増で補った。
売上高は10%増の804億円、経常利益は9%増の192億円だった。
認知症の周辺症状に使われる「抑肝散」が29%増えたほか
手術後のイレウスに伴う腹部膨満感に効く「大建中湯」も9%増と好調だった。
13年3月期通期は売上高が前期比9%増の1045億円
経常利益が5%増の229億円、純利益が7%増の144億円とした従来予想を据え置いた。
年間配当は前期比2円増の62円とする。