テネリア

初の日本発DPP-4阻害薬,テネリグリプチンを東大・門脇孝氏が解説
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1209/1209053.html



血糖コントロールにおいては
「どれだけ下げるか」ということと併せて
「どのように下げるか」が重要だと門脇氏は指摘する。


そのため,血糖値に応じてインスリン分泌を促進し
体重を増加させないDPP-4阻害薬やGLP-1受容体作動薬への期待が高まっている。


Q.
今後,糖尿病の第一選択薬の主流はDPP-4阻害薬になっていくのか。
A.
DPP-4阻害薬は全ての患者に適しているわけではなく
インスリン抵抗性の強い患者であれば、インスリン抵抗性改善薬を選択すべきであり
また明らかな高血糖や,明らかなインスリン分泌の低下
代謝異常が強いなどの患者では、インスリンが第一選択薬になる。
しかし,これらの患者を差し引くと
DPP-4阻害薬を選択すべき患者が最も多いのではないかという印象を持っている。