生活習慣見直して！ 尿路結石対策
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/04/0423.html
＃尿路結石とは？
日本人の尿路結石の約80〜90％は
ほうれんそうなどに多く含まれるシュウ酸と
カルシウムが集まってできるシュウ酸カルシウム結石です。
腎臓結石では多くの場合症状はほとんど現れません。
尿管結石では細い管に結石が詰まるため、尿が流れにくくなって腎臓が腫れ上がり
わき腹周辺に激しい痛みが起こります。
ほうっておくと、腎う腎炎や腎不全を起こす危険性もあります。
ぼうこう結石では血尿・頻尿・残尿感などの症状が現れます。
控えめにする食品・積極的にとる食品
水分を飲み物として1日2L以上とるようにし、さらに適度な運動を心がけます。
脂身の多い肉、プリン体の多い食品（えび、ビールなど）
炭酸飲料水などをなるべく控えましょう。
一方、海草類や納豆、豆腐、青魚や緑茶などには結石ができるのを防ぐ働きがあります。
カルシウムの豊富な乳製品や小魚も積極的にとりましょう。
カルシウムはとらないほうがよいと考えられがちですが、それは間違いです。
注意が必要なのはシュウ酸のとりかたです。
シュウ酸を多く含むほうれんそうや紅茶などの食材を
カルシウムを多く含む食材と一緒にとると、シュウ酸が腸内でカルシウムと結合し
体外に便として排せつされやすくなります。
こうした工夫をしてカルシウムをとるようにしましょう。
