薬を包装シートごと誤飲し死亡

薬を包装シートごと誤飲し死亡…遺族に和解金
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111208-OYT1T00950.htm



青森県黒石市国保黒石病院で、80歳代の男性患者が
1錠ずつ切り離した薬を包装シートごと誤飲した後、死亡していたことが分かった。


病院を運営する同市は管理責任を認め
遺族に1500万円の和解金を支払うことで合意した。


患者は5月16日、血液検査のため入院。
17日に「胃が痛い」と訴えたため、検査したところ
胃からシートに入ったままの薬1錠が見つかった。
胃はシートの角で傷ついたと見られ、止血措置をしたが
18日に出血性ショックで死亡した。


病院の調査で看護師が、包装シートを1錠単位に切り離し
患者のベッド脇のテーブルに置いていたことが判明。


薬を包装シートごと誤飲する事案は全国で多発しており
厚生労働省が昨年9月、全国の医療機関
シートを1錠単位に切り離して使わないよう文書で注意を呼び掛けていた。
(2011年12月8日 読売新聞)