中外、タミフル売上高減で大幅な減収・減益
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中外製薬は2月2日、2010年12月期決算を発表した。
年間を通じて新型インフルエンザの流行が小規模にとどまったことなどから
タミフルの売上高が16億円(前年比95.6%減)と大幅に減少したため
全体の売上高は3795億円(11.5%減)、営業利益は662億円(19.9%減)、経常利益は651億円(28.0%減)、純利益は414億円(26.9%減)と大幅な減収・減益だった。
タミフルを除く国内医療用医薬品売上高は
昨年4月の薬価改定の影響を受けながらも、3244億円(4.9%増)と増収だった。
製品別に見ると、最主力品の抗がん剤アバスチンが526億円(50.7%増)と大幅に
伸長したほか、関節リウマチ治療薬アクテムラも141億円(67.9%増)と順調だった。