後発医薬品3社、軒並み純利益最高

後発医薬品3社、軒並み純利益最高 13年3月期http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNASGD1406Y_14052013DT2000



沢井製薬日医工東和薬品
後発医薬品大手3社の3月期連結決算が出そろった。


市場拡大を背景に11年に発売した製品が好調で、
3社そろって純利益は過去最高を更新した。
14年3月期も各社の増収基調は続くが、
工場の償却負担増などが響いて沢井製薬東和薬品は減益に転じる見通しだ。


前期は沢井製薬の連結純利益が前の期比33%増の120億円だった。
薬価引き下げの影響を「アトルバスタチン」の
販売の伸びと原薬仕入れコストの抑制で吸収した。
連結売上高は19%増の805億円だった。


日医工の連結純利益は51億円だった。
決算期の変更で単純比較はできないが、11年11月期と比べて31%の増益となった。
売上高は同じく21%増の939億円。
脳梗塞治療薬「エダラボン」や「ドネペジル」などが寄与した。


東和薬品の連結売上高は13%増の552億円、純利益は8%増の62億円だった。
山形工場の償却負担増で営業減益だったが、税負担の減少が寄与した。