Ca摂取が多いほど大腸がんリスク低下

カルシウム摂取が多いほど大腸がんリスク低下
https://www.carenet.com/news/general/carenet/60258?utm_source=m1&utm_medium=email&utm_campaign=2025031000
米国・National Cancer InstituteのSemi Zouiouich氏らは
カルシウム摂取と大腸がんリスクとの関連を調査した。
本研究の結果はJAMA Network Open誌2025年2月17日号に掲載された。

カルシウム摂取量が1日当たり300mg増えるごとに
大腸がんリスクは総摂取量で8%、食事由来で10%、サプリメント由来で5%減少した。
研究者らは「本コホート研究では、カルシウム摂取量の増加は
腫瘍部位および摂取源にかかわらず、大腸がんリスクの低下と一貫して関連していた。
とくに摂取量が少ないグループにおいてカルシウム摂取量を増やすことで
回避可能な大腸がんリスクを低減できる可能性がある」としている。