山菜と間違え、イヌサフランを食べた男性が死亡
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180426-OYT1T50018.html?from=ytop_main7
北海道岩見沢保健所は25日、
70歳代の男性がユリ科の有毒植物イヌサフランを
山菜のギョウジャニンニクと間違えて食べて食中毒症状を訴え、
24日に死亡したと発表した。
保健所によると、
男性は22日夜、60歳代の妻と自宅敷地に生えていた
ギョウジャニンニクを採取した際にイヌサフランも一緒に採り、
ジンギスカンで葉の部分を焼いて食べた。
2人とも直後から下痢や嘔吐おうとの症状が出て、
男性は24日朝に病院に運ばれて間もなく死亡した。妻は回復した。
イヌサフランは観賞用として球根が全国で販売されている。
葉や種子、球根に有毒成分があり、
下痢や嘔吐のほか、肝障害や呼吸不全を起こす可能性がある。
ともに長さ20センチほどに成長し、葉の色や形が似ているが、
ギョウジャニンニクは茎が赤紫色で、ニンニク臭がする。
昨年5月にも南富良野町の80歳代女性がイヌサフランを誤って食べて死亡している。