機能性ディスペプシア

胃と食道の病気 最新情報「機能性ディスペプシア」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2014/03/0303.html

機能性ディスペプシアとは




ディスペプシアとは、
胃もたれ、早期満腹感、胃痛など、
みぞおちを中心とするさまざまな症状のことを指します。


原因となる病気がないのに、
胃もたれ、早期満腹感、胃痛といった症状が週に2〜3回起こっている場合、
機能性ディスペプシアという病名が使われるようになりました。

機能性ディスペプシアの原因




機能性ディスペプシアは「きちょうめんな人」や
「周りに気を遣う性格の人」に起こりやすい傾向があり、
多くはストレスをきっかけに起こります。


それにピロリ菌の感染、食事など生活習慣の乱れ、
胃酸の刺激などが関わって、胃の運動機能異常
(食べたものの排出が遅くなる=胃もたれ、胃のふくらみが悪い=早期満腹感)や、
内臓知覚過敏(胃酸に対して過剰に反応=胃痛)が引き起こされます。

診断と治療




治療は薬物療法が中心で、
胃の運動をよくする運動機能改善薬か、
胃酸の分泌を抑える胃酸分泌抑制薬が第一選択薬となるのが一般的です。